こんばんは!Bちゃんです🌸
今日のテーマは、SNSでの売り子アピールについてです!
☆SNSに生息する自称ビール売り子たち
ちょっと皮肉っぽくブラックな内容ですが、まじめにやっている売り子からすると少し癪に触るこのタイプ。
年々増えていきますし、いろんなタイプがいるんです。
・芸能活動片足突っ込んでる系
・SNSで集客系
・いいねと肩書き欲しいだけ系
・そもそも規則破ってる系
普通に売り子として人気でSNSのフォロワーが多いタイプはまた今回のテーマとは少し違うので省略してます。
このタイプはお客さんとの交流の場としてSNSを利用しています。LINEより気軽なためです。
というわけで、順番に解説していきます☆
☆芸能活動片足突っ込んでる系
元アイドル、読モ、事務所に所属してる子…
元々SNSのフォロワーも多く、ファンが付いていたりする子です。
売り子もアルバイトなので始める動機はそれぞれですし、他人が口を出すことでもないですが、このタイプは「売り子を現在の活動に活かす踏み台にしたい」もしくは「ファンが付いてるから売り子をやっても成功する」と思って始めるパターンが多いです。
経験者に言わせれば、売り子という仕事を何か勘違いしています(笑)そんなに簡単ではないです。
SNSでは、「○日出勤します!売り場は○○です!」などと呼びかけますが、実際にそれで球場まで足を運んでくれる方がいるのかはわかりません。
このパターンは周りの売り子や球場によく行くお客様にもアカウントが見つかりやすいですが、あまりプラスに働くことはありません。悪い意味で話題になりやすいです。
お客様にも色々な方がいますが、単純に売り子として頑張っている子の方が応援したくなるものです。
SNSで売り子をやっていることを話すのはいいですが、変に気取ったり見栄を張るのは控えましょう。
☆SNSで集客系
知らない人に対して自分からSNSで積極的にアタックするタイプです。
顧客さんになる→SNSで繋がる、ではなくSNSで繋がりを作ることで買ってもらおうとします。
SNSでビールを買いそうな野球ファンに目星をつけ自分からフォローしたり絡みに行くのです。売り上げを伸ばしたい意欲はあるのでしょうが、営業努力の方向が間違っているといえます。
このタイプが一番トラブルを招きやすいです。
お客様からしても、中にはまんまと策にハマって買ってしまう方もいますが、顔も知らないのにSNSで営業してくるような売り子にはあまりいい印象は抱きません。
1番最悪なのは先輩売り子の顧客さんだと知らずに営業をかけてしまうケースです。お客様自身が他の売り子さんに密告したり、何気なくSNSで発信してしまったりしていずれバレます。
SNS関係なく先輩売り子のお客様と仲良くなってしまいモメるケースはまれにありますが、SNSで自分からDMを送ったり近づいていくのはほぼ確実にアウトです。
ある程度の集客にはなるかもしれませんが、それ以上にリスクが大きいです。一度悪い噂が立ってしまうと、売り子内で浮いてしまうのはもちろん、意外と簡単にお客様にも伝わるものです。最悪の場合は掲示板サイトに晒されます。
そして噂が立つ(SNSでお客様を捕まえようとしていることがバレる)のは思っている以上に一瞬ですので、売り上げが悪くて焦ったとしてもこの方法には手を出すべきではありません。
☆いいねと肩書きほしいだけ系
売り子という華やかな世界に憧れを持って入ってきた、特に高校生くらいの若い子に多いタイプです。売り子自体にはそんなにこだわりがなかったりしますが、「売り子をやっている自分が好き」なタイプです。
売り子に関する投稿はいいねも増えやすいため積極的に自撮りや友達との写真をあげ、プロフィールにも必ず売り子である事をアピールします。
大抵は元から使っていたアカウントで売り子姿の写真をあげたりします。あくまで友達に向けて投稿しているだけで、お客様を集めたり売り子としての知名度を得ようとするタイプとは少し違うため、彼氏との写真も載せていたりします。
他の売り子への影響はほとんどないため上記の2タイプほど目の敵にされることはないですが、出勤も少なく売り子としてまだまだなのにSNSでのアピールが激しいと、裏ではバカにされ笑い者になっているパターンが多いです。
売り子としての人気や知名度が伴っていれば何も言われることはないですが、そうでなければネタにされがちです。先輩売り子たちは思っている以上にSNSをチェックし、情報共有しています。
☆そもそも規則破ってる系
球場や会社によっては、SNSに写真を載せることや売り子であることを公表すること、そもそも写真自体が禁止されていることがあります。
そのルールを破ってSNSで売り子アピールをするのはもちろんNGです。
こうした基本的なルールが守れないと、会社や球団から注意を受けるだけでなく、ペナルティが課されることもあります。真面目にやっている他の売り子からは軽蔑されるでしょう。
中には、売り子自身が写真を載せたりSNSをしているわけでなくても、お客様に写真を求められ応じたことで問題に発展したりもします。
最近では関東圏の球場はほとんどが写真撮影禁止になりました。細かいルールもありますが、まずは素直に従いましょう。
☆SNSアピールは「ビール売り子」自体の人気が高まったせい?
以上4つのタイプのSNS売り子アピールをご紹介しましたが、これらが組み合わさっているパターンもとても多いですね。
売り子をやっているということ自体にステータスを感じてしまう子が少なくないのでこうなってしまうのですが、せっかくなら「売り子として」上を目指しましょう。
例えSNSをきっかけにお客様に興味を持っていただけても、実際に売り子として必要な部分が備わっていなければ顧客獲得にはつながりません。
どんなにSNSでキラキラしていても、球場ではやる気がなさそうだったり売れなくて辛そうに彷徨う暗い姿を見てしまうと、ガッカリ感というか、期待を裏切られたような感じがしてしまうものです。
↓ぱっと見の姿勢や歩き方はとても大事です。慣れもありますが、まずは基本を覚えましょう!
禁止されていないならばSNSをやるのは悪いことではありませんが、過剰な売り子アピールはだいたい良い方には作用しません。
まずは売り子として一人前になることです!
そのためには、SNSを使った回りくどい努力をするよりも、1日でも多く実際の経験を積んだ方が圧倒的に早いです。
というわけで今回はちょっとブラックな内容になってしまいましたが、売り子とSNSのお話はこれで終わりです♩